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「そうだ、海外転勤しよう」希・29歳【前編】

海外赴任前に英語力をゲット!ついでに男も

「理想の男は私よりも上の人」

好きなタイプを聞かれた時、希はそんな言葉を口にする。

「上ってどういうこと?」
「そんな生き方疲れない?」

そう聞かれることもあるし、まっとうな疑問だと思う。でも、そんな風にしか答えられない。自分より仕事ができる人、自分より稼ぐ人、なんでもいい。自分よりも優れた面を尊敬したいのだ。

希の仕事は外資系金融。30歳を目前に控えて、責任とともにやりがいも増えてくる時期だ。普通なら恋愛なんかに、かまけてはいられない。

そう、普通なら。

希はそこらにいるような普通の女ではないし。それに、出会った男も普通ではなかった…。

高級スポーツクラブで出会ったその男は、商社マンの淳。大手勤務で年収1,000万円以上、身長も180cmを優に超えるイケメンだった。

話も合った。当たり前の男なら自分の望むような話題を提供することはない。淳は違った。本当の意味で希を楽しませることができる、貴重な男だった。希が淳のことを、「私よりも上の人」と考えるのにそれほど時間は必要じゃなかった。

「アメリカに行くの!?」

突然、淳からアメリカ赴任の可能性を告げられた。仕事も立場もあったが、希は悩まなかった。すぐに、「私もアメリカに行く」と決めたのだ。外資系金融に勤めている希にとって、アメリカ転勤は一つの目標でもあった。それが、今ようやく叶えられると思ったのだ。おまけにアメリカに行けば、日本人が少ない中で淳とより親密になれる。英語力をさらに鍛えようと、希は英会話スクールへ通うことに決めた。

海外赴任には高いスキルと、
ビジネス英会話のノウハウが必要不可欠

アメリカへの転勤を希望するにしても、ビジネス英会話ができないことには意味がない。キャリアはある、実力もある…英語もできないわけはないが、ビジネスで役立つほどとはいえない。では、ビジネスで必要な英語力とはどんなことか?具体的には以下のようなことだ。

専門的なビジネス用語

その業界で使う専門用語が英語でなんというのか…それが理解できていないと、仕事が円滑に進まない。

コミュニケーション能力

日本語も言い回しが難しかったりするが、それは海外でも同じ。異国の特徴などを踏まえた話し方というのも知っておかなければならない。自分の意見をいえるのはもちろん、言葉のニュアンスの使い分けもできないと、下手をすると相手に誤解を与えてしまうことになってしまう。

取引先との交渉、プレゼン能力

ビジネスでは必須。英語でスマートに駆け引きができてこそ信用と契約を勝ち取ることができる。

短期集中の上級者コースを選択

希の長所は集中力。それは誰にも負けない。良い大学、良い会社を求めてきた希は、受験も面接も、いつだって自分の集中力を武器に乗り切った。

良い女は長所だけではなく、自分の短所も自覚しているものだ。希の場合、それは飽きっぽいことだった。短期的な集中の連続なら波に乗れるが、長期的な集中力は維持できない。

集中力の問題もあったが、なにより効率的に英語を学ぶ必要が希にはあった。仕事を休むわけにはいかないし、アフターファイブのプライベートの時間も確保したい。それに、希は英語に自信がないわけでもなかった。あくまで学校の勉強レベルでの話だが。

「短期で、集中的に頭に詰め込めばどうにかなるに決まってる。私なんだから」

希は、短期決戦で上級者向けのビジネス英会話を習得できるスクールを選ぶことにした。

>>「断れない状況をつくるのが得意なの」希・29歳【後編】